RSEシリーズ
コンクリート打設前に型枠へ刷毛、ローラーなどで塗布を行う事で、均一の深さで硬化を遅らせる薬品。
ひと昔前では熟練の技術が必要だったコンクリートの洗出し面作成から、目粗し素地の作成までを行える。
特徴
型枠に塗布すると速乾で塗膜を形成し、その部分の硬化遅延性能を発揮します。脱型後、ハイウォッシャーなどで洗い流すだけで目的に応じた均一な粗さの面が完成します。
- ペイントラ ッカー同様に短時間に乾きますので、作業性に優れております。
- レイタンスを確実に除去し、新たにレイタンスを発生させません。
- チッピング工法に比べ、粉塵や騒音の発生、構造体への影響もありません。
- 表面侵食、除去が一定で、目荒らしの深さを均ーに仕上げられます。
- 塗布後、打設前数日間、放置しても、多少雨に濡れても使用可能です。
- 型枠の材質が、鉄板金属をはじめ、木材質、ゴム、プラスチックでも使用できます。
- 塗布面が、水平面、垂直面、傾斜面、天井面、凹凸面、曲面のいずれにも使用可能です。
- 灰色の色がついているので塗布面と未塗布面の識別が容易にできます。
- 種々の目荒らし工法に比べ、後片付けや建設廃材を全く発生させません。
- 化学処理なので、骨材割れなど、目荒らし面の劣化がありません。
- コンクリートの配合に影響されません。